シルク・ドゥ・ソレイユが破綻申請!?今後はどうなるの?

サーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」が破綻申請!コロナで経営厳しく

カナダのサーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」は19日、新型コロナウイルス感染拡大で各地の公演が相次いで中止となったことを受け、破産法の適用を申請しました。
3月以降に劇場での上演を停止していたことにより、興行収入がなくなり、約9億ドル(約960億円)の債務返済がのし掛かっていました。
シルク・ドゥ・ソレイユは、1984年設立されました。
カナダのモントリオールに拠点を置き、サーカスのようなアクロバティックなパフォーマンスと、芸術性の高い舞台演出を融合させた大型ショーが世界各国で上演され、高い人気を誇っていました。
米ラスベガスの大型ホテル内に常設の6会場を抱えているほか、世界を回るツアー公演も手がけており、日本でも毎年のようにツアーがやってきて、昨年も「キュリオス」という題目で長期公演が行われていました。
そのシルク・ドゥ・ソレイユが、コロナ禍で破綻申請に陥ってしまうとは、残念でなりません。
3月19日にダンサーを含めスタッフの95%に当たる約4700人をレイオフ(一時解雇)すると発表していましたが、今後直ちに解雇するようです。

シルク・ドゥ・ソレイユだけじゃない!コロナ禍の為、世界で経営破綻頻発!

新型コロナウイルスの流行で経済が滞り、経営破綻に陥ったのは、シルク・ドゥ・ソレイユだけではありません。
世界各国で私達が知っているような大きな企業の経営破綻ニュースが、続々と聞かれるようになってきました。
特に人の行き来がなくなってしまった航空業界は悲惨な状態で、オーストラリアの大手航空会社「ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス」や、タイの航空最大手「タイ国際航空」、チリに本拠を置く航空持株会社の「LATAM航空」などの経営破綻が伝えられました。
他にも、130年以上の歴史を持つフランスの高級食料品店フォションは、6月26日に更生手続きを申し立てたと発表。
アメリカの大手百貨店チェーン「J.C.ペニー」や「ニーマン・マーカス・グループ」が破産法を申請しています。
新型コロナウイルスがどれほど経済に影響を及ぼしているかがわかります。

シルク・ドゥ・ソレイユ、今後は復活を目指す!?

ダニエル・ラマー最高経営責任者(CEO)は「36年間にわたり劇団運営を成功させてきたが、将来の復活のためにも倒産はやむを得ないと判断した」と説明しています。
同社に出資するプライベートエクイティーファンド(PE)のTPGキャピタル、中国複合企業の復星国際、カナダのケベック州貯蓄投資公庫は、シルク・ドゥ・ソレイユの債務引き受けと、再生に向けた3億ドルを投じることで合意しています。
カナダ政府のインベストメント・ケベックからも負債を通2億ドルの資金を調達できるそうです。
カナダの政府や州から資金を捻出するとは、 シルク・ドゥ・ソレイユがこれまでいかに国や地域に貢献してきたかが、よくわかります。
新型コロナウイルスで感染予防のため、興業関係はまだ暫くは厳しい経営状況が続くでしょうが、コロナ後の世界でまた、あの素晴らしい演技が世界で、そして日本で見ることができるようになってほしいですね。

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