阿部一二三が東京五輪代表決定!丸山城志郎への勝因は?

死闘24分!阿部一二三、丸山城志郎を破り東京五輪代表に決定!

13日、東京五輪柔道男子66キロ級代表決定戦が、東京・講道館で行われ、2017、18年世界王者の阿部一二三選手(23)が19年王者で宿命のライバルの丸山城志郎選手(27)を、24分にわたる大死闘の末に破り、東京五輪代表に決定しました。
阿倍選手と丸山選手、五輪代表をかけた戦いが遂に決まりましたね。
五輪代表はこの階級以外すべてが決まっています。
本来なら4月の全日本選抜体重別選手権大会が最終選考会になる予定でしたが、新型コロナ感染拡大により延期。
代替の12月のグランドスラム東京大会も中止となりました。
そこで今回、柔道史上初めてワンマッチで代表を決めるという世紀の決戦は、感染予防のため無観客で行われるなど、異例ずくめの試合となりました。
この緊張感の中、対戦した2人には大きな拍手を送りたいですね。

阿部一二三、崖っぷちからの代表決定、勝敗の決め手は「無傷」での戦い

阿倍選手は、リオ五輪後、国際大会では34連勝をマーク、17年に世界選手権で初優勝、18年に妹・詩選手と史上初の兄妹同時優勝を果たすなど、順調に東京五輪代表を決めるかと思われていました。
ところが、18年1月のグランドスラム大阪大会決勝で丸山選手に敗れて、歯車が少しずつ狂っていきました。
19年2月のグランドスラムパリ大会はなんと初戦敗退。
4月の全日本選抜体重別選手権大会では、決勝でまたしても丸山選手と対戦し、13分超えの激闘の末に敗戦となってしまいました。
また、3連覇を狙った19年の世界選手権代表でも準決勝で丸山選手との直接対決で負けを喫し、これで3連敗。
一時は、「一二三の東京五輪代表は絶望的」とまで言われていました。
阿部選手の恩師で、1988年ソウル五輪銅メダリスト、山本洋祐・日体大柔道部総監督(60)はインタビューで、「けがなく100%の状態に仕上げられるかが大事だった」と答えています。
18年秋から昨年夏まで丸山選手に3連敗した時は、左足首など相次ぐけがに見舞われ、不安が残る中での闘いでした。
そのため阿部選手は、4月に決定戦が延期になった後も、自分の実力が遺憾なく発揮できるよう、体調を整え、万全の状態を整えながら自分を追い込んで練習を重ねてきました。
24分の死闘に絶えられたのも、しっかりした体作りができていたからでしょう。

阿部一二三の妹・詩、兄の五輪代表内定を祝福!

阿部選手が所属するパーク24の監督で、92年バルセロナオリンピック78kg級金メダリストの吉田秀彦さんは(51)「まずはホッとしています。東京五輪代表に内定したということで、金メダルに向けて、ここから引き締めたい。ただ、今日だけは喜びたい」」と語りました。
そして、「(妹の)詩の方が喜んでいましたよ、泣き崩れていましたね」と、兄より一足先に女子52kg級の代表に選出されていた詩選手の様子を伝えました。
詩選手は試合後、自身のSNSで「おめでとう。尊敬します。もっと上を目指し2人で優勝します。全身震えてました あの闘いを見れたことに感謝します!」と投稿。
来年夏の五輪は、兄妹金メダルを目指す戦いを我々に見せてくれるでしょう。
精一杯応援したいですね。

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