【訃報】林家こん平さんが死去 若い頃の笑点での活躍ぶりは?

落語家・林家こん平さん死去「笑点」の太陽キャラ

演芸番組「笑点」(日テレ系)に長くレギュラー出演し、「チャラーン」のかけ声などで人気を博した落語家の林家こん平(本名笠井光男=かさい・みつお)さんが17日、誤嚥性肺炎のため東京都豊島区の自宅で死去していたことが21日、分かりました。
77歳でした。
2004年に体調を崩し、翌年に多発性硬化症が発覚。
糖尿病も患い、13年には糖尿病が悪化して左足の壊死が進み、指を切断しています。
一時は心肺停止に陥ったことなどもありました。
19年4月には小脳梗塞が発覚しましたが、手術はせず投薬治療で克服しています。
次々と襲う病魔と闘い、完全復帰を目指しましたが、思いは実らなったことが残念ですね。
こん平さんの「チャラーン!」、「こん平でーす!」と明るい声は、今も耳に残っています。
太陽のようなキャラクターで、「笑点」でも輝くような笑顔を見せていた、こん平師匠がもう見られなくなってしまったのは悲しいです。

林家こん平さん、若い頃から多才に活躍、一族を束ねた苦労人

こん平さんは新潟県出身。
中学校を卒業したあと、「昭和の爆笑王」林家三平さんに入門しました。
66年には真打ち昇進前の二ツ目でありながら、「笑点」開始と共に、初代大喜利メンバーに抜擢されました。
その他のテレビ・ラジオにも出演する他、「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」(日本テレビ)では構成作家を務めるなど、若い時から、多才な活躍を見せていました。
また、初代三平さんが54歳の若さで死去した後は、落語協会分裂騒動などさまざまな出来事を経て、林家一門を統率する存在になります。
苦労を重ねながらも、林家こぶ平さん(現:9代目正蔵)、林家しん平さんら、初代三平さんの預かり弟子や、林家たい平さん、林家いっ平さん(現:2代目三平)ら直弟子など、数多くの弟子を育て上げ、師匠からの系譜を受け継ぐ落語家・芸人たちをまとめ上げた精神力には、感服してしまいます。
先代林家三平さんの妻で、共に林家一門を支えたエッセイスト、海老名香葉子さんは、「四十年前 師匠が亡くなって一門結束してこん平を頭にして、守って頑張ってくれました」「林家を守り貫けたのもこん平の力大です」と感謝を綴っています。

林家こん平さん、大病を患いながら得意の卓球でリハビリに励んでいた

こん平さんは卓球好きでも知られ、三遊亭小遊三さんとダブルスを組んで大会に出場するなど、日本卓球協会から4段に認定されるほどの腕前でした。
こん平さんは、多発性硬化症を発症した後も、リハビリを兼ねて、卓球に励んでいたといいます。
2008年1月には新春初打ち会に参加し、小遊三との公開ラリーを披露。
50回もラリーが続くほどの回復を見せていました。
17年には、東京都内で都電落語会3周年イベントに出席し、まひして不自由な右手でラケットを握り、ラリーを19回続けて元気な姿を見せていました。
この時は、定番の「チャラーン」を「パラーン」と言い、東京パラリンピックを意識したギャグを披露し、周囲を沸かせたことも。
今年、開催予定だった東京パラリンピックの応援大使にも就任していて、開催を心待ちにしていましたが、新型コロナウイルス禍で延期となってしまったのは、本人も残念だったことでしょう。
ご冥福をお祈り致します。

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