【訃報】峰さを理さんが死去 宝塚時代や独身の道を貫いた理由は?

宝塚元星組トップスター・峰さを理さん、死去。新型コロナの影響で「受診を我慢」

元宝塚歌劇団星組トップスター、女優で日本舞踊家でもある峰さを理さん(本名・安田峰子)さんが1月30日に甲状腺未分化がんのため東京都内の病院で亡くなったことが31日、分かりました。
68歳でした。
関係者によると、峰さんは昨年1月、コンサートに出演したときに「肩に違和感を覚える」などと体調の異変を漏らしていたそうです。
しかし、新型コロナウィルスの流行もあり、しばらく病院に行くのを控え、様子をみていたそうです。
病状が分かったのは7月で、甲状腺未分化がんと診断されました。
甲状腺未分化がんは、甲状腺がんの中でも1%程度のもので、進行が早く、昨年末には余命3カ月と告げられていたそうです。
峰さんは、その後肺への転移も見られる中、仕事を続けるために治療を続けていましたが、29日に容体が急変し、帰らぬ人となりました。
新型コロナの影響さえなければ、早めの受診ができていたかと思うと残念でなりませんね。

峰さを理さん、独身で貫いた芸の道

峰さんは、福井・敦賀市出身。実家は老舗かまぼこ店を経営していました。
1972年に歌劇団に入団。
早くから頭角を現し、83年星組トップに就任。
「哀しみのコルドバ」「紫子」などの名作に主演しました。
高い歌唱力と卓越した演技力で人気を博し、日本舞踊の名手としても多く舞台を演じました。
退団後も、舞台を中心に女優として活躍。
2014年には「宝塚歌劇の殿堂」で殿堂入りも果たしています。
2016年には宝塚OGで開催されたミュージカル「シカゴ」では主役を演じ、生涯独身を貫きましたが、後輩の指導にも熱心で、「頼れる先輩」としても支持されていました。
峰さんは人生が長くないことを覚悟した上で「最後の舞台は踊りで見せたい」と意欲を見せ、1月23、24日から3月16、17日に延期になった「TOKYO MODERN TIMES 2021」にも並々ならぬ意欲を語っていたそうです。
8月に延期になった芝居にも「夏になったら(病状が)落ち着き、出られるかな」と話していたそうで、本当に急な体調悪化でした。

峰さを理さんの突然の訃報に、同期寿ひずるさんをはじめ悲しみに声続々

峰さんと宝塚の同期で女優、寿ひずるさん(66)は31日、サンケイスポーツの取材に、「ひと言ではなかなか言い表せません」と悲痛な思いを語っています。
寿さんは、峰さんとは宝塚音楽学校受験時からの付き合いだそうで、高汐巴さん(68)も含めた3人は、友情を育みながら切磋琢磨してきました。
今年も5月と7月には3人でディナーショーを予定していましたが、29日に峰さんの関係者から「ディナーショーには出られない」との連絡。
翌30日昼に寿さんがショーを中止する旨を峰さん側に伝えたところ、同午後9時頃に「息を引き取った」との訃報を受けたそうです。
最後まで仲のよかった同期の突然の訃報に、寿さんも胸が痛んだことでしょう。
その他にも、大和悠河さん、扇けいさん、月影瞳さんなど、多くの宝塚の後輩達に加え、舞台で共演したこともある岡本知高など舞台関係者からも、SNSなどを通じ悲しみの声が伝えられています。
関係者は「つらい治療もあったと思いますが、本人は弱音を漏らすこともなかった。余命を覚悟しながら舞台を全うしようとした。強い人だったと思う」と話しています。
ご冥福をお祈りします。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。