池江璃花子選手が復帰後初優勝!東京五輪の可能性や病状は?

池江璃花子、復帰5戦目で初優勝!東京五輪代表の可能性も…!?

競泳の東京都オープン最終日(21日、東京辰巳国際水泳場)、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子選手(20=ルネサンス)が、女子50メートルバタフライ決勝で25秒77をマークして復帰後初優勝を飾りました。
池江選手は19年2月にオーストラリアでの合宿中に体調不良を訴えたことがきっかけで、検査を受け、白血病だとうことが判明しました。
それからすぐに治療に入ってから2年。
昨年8月の東京都特別大会から競技に復帰して、その後も好タイムを連発し、遂に競技で優勝するほどの回復ぶりを見せている池江選手には驚かされますね。
驚異の回復力と努力の賜でしょう。
2019年7月、退院を報告したSNSでは、2024年のパリ五輪出場とメダル獲得を目指す意志を公表していましたが、今の順調な回復ぶりと成績を見ると、東京五輪出場の可能性もゼロではなくなってきました。
応援する我々にとっても、目が離せない展開になってきましたね。

池江璃花子病状も順調に回復。東京五輪代表選考会にも出場

池江選手は50メートル、100メートル自由形と50メートル、100メートルバタフライの4種目で日本選手権の参加標準記録を突破しています。
出る種目に関しては、西崎勇コーチと話し合って決めるそうですが、池江選手は、五輪代表選考でもある日本選手権に出る方向で調整を進めているそうです。
インタビューでは「出るからにはいい位置を狙いたいと思っているので、目標を持って決めていきたい」と意欲も語りました。
今回の優勝は、自身が持つ日本記録まで0秒66に迫る25秒77で、2019年世界選手権の決勝進出ラインを上回る好記録でした。
池江選手も「世界水泳で決勝に残れるレベルのタイムで泳いでいたと。全く実感はないけど、徐々に戻ってきているのかなと思う」と、手応えを感じたようです。
2月7日に行われたジャパンオープンでは、50メートル自由形で2位に入り、好調の要因を体重の増加と持久力と語っていましたが、病と闘いつつ、自らの身体を気遣う鍛錬が実ってきているのでしょう。

池江璃花子が日本競泳界に及ぼす影響とは

闘病生活を乗り越えて、順調にタイムをあげてきている池江選手の姿は、日本の水泳界にも大きな影響を与えはじめているようです。
アテネ五輪女子800メートル自由形金メダリストの柴田亜衣氏(38)は、ジャパンオープンでの池江選手が出場した決勝レースが、上位3人が24秒台というハイレベルなレースとなったのを見て「池江さんが復帰してから他の選手もまた気持ちが引き締まって記録が伸びているのかなと」
「(ジャパンOPの)レースを見てみんな刺激されていると思う」と語っています。
池江選手の復帰で国内女子のトップ選手が奮起し、相乗効果となって全体のレベルが上がっているのなら日本競泳界にとってこんなに素晴らしいことはないですね。
日本選手権は、4月3日から10日に行われます。
池江選手をはじめ、東京五輪を目指すアスリートの熱い戦いに注目しましょう。