室伏広治氏が悪性脳リンパ腫を患う 病気の具合や今後の仕事への影響は?

室伏広治氏、人知れず病気と闘っていた…闘病中も職務続ける

2004年アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストで、スポーツ庁の室伏広治長官(46)が、難病の「悪性脳リンパ腫」と闘っていることを7日、週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」が報じました。
室伏氏は、同日、この報道について都内で取材に応じ、事実関係について「個人情報ということで、話さないようにしています」と明言は避けましたが、内容について否定せず、業務について「影響がないように業務はしっかりやる。応援よろしくお願いします」と語りました。
室伏氏は病気について多くは語らないスタンスのようですが、デイリー新潮の記事は事実のようですね。
室伏氏は、3月25日の聖火リレー出発式では福島・Jヴィレッジに出張していましたし、4月1日には、スポーツ庁の職員に向けた訓示で東京五輪・パラリンピックについて力強く語り、闘病中だったことは微塵も感じさせていませんでした。
室伏さんが闘っている「悪性脳リンパ腫」は、中枢神経系原発悪性リンパ腫と思われ、脳にできるがんの1つです。
発症者は10万人に一人といわれるほど稀な病気とのことです。

室伏広治氏、伝説的身体能力の高さを誇る選手だった

室伏氏は、現役時代、男子ハンマー投げで長期に渡って世界の第一線で活躍してきました。
日本で、ハンマー投げという競技の認知度が上がったのも、室伏氏の活躍によるものですね。
オリンピックは、00年シドニー大会からから4大会連続出場し、04年アテネで金、12年ロンドンは銅。
世界選手権では、01年エドモントン(カナダ)大会で銀、03年パリ大会は銅、11年大邱(韓国)大会で金に輝いています。
しかし、実は、ハンマー投げだけではなく、元々の身体能力も異常に高い選手だったことが知られています。
100mは10秒台、走り始めの瞬発力は世界レベルだそうです。
立ち幅跳びの記録は3m60以上(世界記録はレイ・ユーリー選手が持つ3m47cm)というから驚きです。
また、野球経験はないのに、2004年の日米野球の始球式で、129km/hを、2005年の横浜-巨人戦で131km/hを記録し、周囲を沸かせました。
やはり世界を相手に闘ってきた選手は、持っているものが違うのかもしれませんね。
そんな選手でも、病魔は襲ってくるのですから、心配になります。

室伏広治氏、今後は骨髄移植の為GW前から再入院し治療にあたる

室伏氏は昨年秋に歩き方に違和感があり、検査で脳に腫瘍が見つかったため、開頭手術を受けたところ、脳腫瘍ではなく、脳原発性の悪性脳リンパ腫ということが判明しました。
すでに昨年から闘病生活に入っており、抗がん剤治療の為に入院生活を送っていましたが、入院中もリモートワークで病室からスポーツ庁長官の仕事をこなしていたそうです。
3月中旬、自身の骨髄細胞を取り出す手術を受けており、今後は4月半ばに再び入院し、抗がん剤を投与した後で、取りだした骨髄細胞を点滴で移植する治療を行うそうです。
順調なら、ゴールデンウィーク明けに治療を終了し、退院できるそうですが、乗り越えて無事体調がよくなるように、祈りたいですね。