東京五輪の中止論浮上で非難殺到!感染対策やボランティアの対応は?

東京五輪中止論急浮上!?世論調査で59%が中止支持

読売新聞社が7~9日に実施した全国世論調査で、今年夏の東京五輪・パラリンピックについて、「中止する」59%が最も多く、「開催する」は「観客数を制限して」16%と「観客を入れずに」23%をあわせて39%にとどまったことがわかりました。 東京・大阪等で緊急事態宣言が発令され、全国的に感染者の増加が見られる中で現在では、7月に開催が予定されている東京五輪の開催を中止すべきだという意見が大きくなっているのがわかります。 オリンピック開催まであと2ヶ月あまりとなりました。 現在も、日本政府並びに国際オリンピック委員会は、開催の方向で準備を進めており、最終判断は今後の感染の状況次第ではありますが、冷静な判断が求められます。

池江璃花子選手に東京五輪辞退求める声に非難殺到

東京五輪開催が話題に上がる中、白血病による長期療養を経て東京オリンピック(五輪)代表入りを決めた競泳女子の池江璃花子選手(20=ルネサンス)が7日、池江さんのSNSに「五輪反対の声上げて」「五輪辞退して」などのメッセージが届いており、困惑している旨をツイッターで呟きました。 池江さんは「私に反対の声を求めても、私はなにも変えることができません。ただ、今やるべき事を全うし、応援して頂いている方達の期待に応えたい一心で日々の練習をしています」と綴っています。 池江さんの心情を思うと非常に心が痛くなります。 オリンピック委員会は、出場選手へのワクチンの無償提供を発表しましたが、8日開催された陸上の東京五輪テスト大会の記者会見では、一部のメディアが、選手へ、競技に関することではなく、ワクチン「優先接種」など競技とは関係なく、選手が答えにくい質問をする場面がありました。 東京五輪の開催に賛成するのも反対するのも個人の自由ですが、SNSにて匿名で自分に都合がいい意見を、20歳の現役選手に無理強いする行為や、メディアが記者会見で、選手が答えにくい質問をするということは、これまでオリンピック出場を目標に、日夜励んできた選手には非常に酷な話です。

東京五輪、問われる感染と暑さ対策、ボランティア対応

東京五輪は、元々日本特有の暑さへの対策が難しいとされていました。 その上、新型コロナウイルス感染対策を講じなければならなくなり、より厳しい運営となりそうです。 ロイター通信は8日、IOC副委員長であるオーストラリア出身のジョン・コーツIOC調整委員長が「ワクチンがない状況でも新型コロナウイルスの対応策を準備してきた」とし「今は状況が良くなっている。五輪は行われるだろう」と述べたことを伝えています。 オリンピック委員会は、参加選手に、ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチン無償提供を発表しましたが、日本国内で重症化が懸念される高齢者へのワクチン接種が想定通りスムーズに行われることが、東京五輪開催へ向けて反対派を納得させる事柄となりそうです。 河野太郎ワクチン担当相は、ゴールデンウィークが明ける5月10日以降、ワクチンは一週間あたり1000万回分が供給されると明言しており、菅首相も24日に東京と大阪に「自衛隊大規模接種センター」をオープンさせ、自治体の取り組みと合わせ、全国で1日100万回の接種を目指す考えを示しています。 メディアやコメンテーター・評論家は、正論を述べているつもりで、結果的に世論の分断をけしかけるような言動は慎むべきですし、冷静な判断で東京五輪開催が判断されてほしいですね。