佐々木朗希がプロ初勝利!両親や震災の経験が力に?

佐々木朗希、プロ初勝利!震災で亡くした父への思い…ウィニングボールは「両親に」

プロ野球 ロッテの2年目、佐々木朗希投手(19)が、27日夜、甲子園球場で行われた阪神とのセパ交流戦に先発して、5回4失点でしたが、打線の援護を受けて、2度目の登板でプロ初勝利をあげました。 岩手県立大船渡高等学校時代に、非公式ながらスピードガンで163km/hを計測し「平成の怪物」と呼ばれた佐々木投手が遂にプロでも輝きを見せ始めましたね。 佐々木投手の母・陽子さんは、大船渡市の自宅でテレビ観戦していましたが、「ヒーローインタビューでウィニングボールをどうするのかと聞かれて『両親にプレゼントします』と言ってくれたことがうれしくて、号泣しました。私だけではなくて両親にと言ってくれたのが本当にうれしかったです。」と話しました。 佐々木投手の父・功太さん(享年37)は、2011年3月の東日本大震災での津波で流されて亡くなっています。 「両親に」という言葉には、幾つもの思いが詰まっているのでしょう。 素晴らしい初勝利でしたね。

佐々木朗希、憧れの地「甲子園」での初勝利

佐々木投手といえば、前述の通り「平成の怪物」と呼ばれ、2019年高校三年生の岩手県大会は、地方予選にも関わらず、マスコミは佐々木投手の活躍を全国放送や新聞等で伝えるなど、異例の盛り上がりを見せていました。 BS朝日は、岩手大会決勝緊急生中継を決定、岩手朝日テレビの決勝中継に50社ほどの協賛スポンサーがつくなど、メディア過熱ぶりも異様でした。 ところが、7月30日に行われた決勝戦の対花巻東高校戦では、大船渡高等学校の國保陽平監督が佐々木投手の将来のことを考え、「故障予防のため」という理由で佐々木選手の出場を回避。 チームは敗れて、甲子園に行くことができませんでした。 思えば、高校時代に甲子園に出場していないのに「平成の怪物」と呼ばれていたというのも凄いですね。 佐々木投手は、27日にようやく憧れだった甲子園でマウンドに立ち、しかもそこで初勝利をあげることができました。 野球を志す者にとって甲子園はいくつになっても憧れの地。 そこで初勝利とは、佐々木投手としても感慨深いでしょう。

佐々木朗希、「令和怪物」の才能、開花するか!?

佐々木投手は、ルーキーイヤーとなった昨年は、実戦登板がなかったにも関わらず、1軍に帯同し徹底的に体作りをしてきました。 おかげで右腕は、この1年で一回り大きくなり、スタミナもついて、今年はローテーション入りも果たせました。 佐々木投手に入団の時から関わってきた吉井理人投手コーチは、「上出来です。細かいことはたくさんありますけども、これからの子だし賢い子なので。いろいろ本人も気づいてると思うので、また次に生かして欲しい」と初勝利に賛辞を送っています。 また、現役時代フォークを武器にしていた野球評論家の遠藤一彦氏は「あれぐらいの力感でコンスタントに150キロ投げられるのは、やはりすごい。」と、佐々木投手を絶賛しています。 なんといってもまだ19歳。 これから多くのことを学び、ロッテのみならず、将来的には日本のエースへと成長してくれることでしょう。 野球が益々楽しみになりますね。