山縣亮太が日本新記録樹立!オリンピックの行方や成績が伸びた理由は?

陸上・山縣亮太 男子100mで9秒95の日本新記録!

6日に行われた布勢スプリント(鳥取・ヤマダスポーツパーク陸上競技場)の男子100メートル決勝で、山県亮太選手(28=セイコー)が、9秒95の日本新記録を樹立しました。 この記録で、山県選手は2019年にサニブラウン・ハキーム選手(22=タンブルウィードTC)が記録した9秒97を0秒02上回り、日本人4人目の9秒台ランナーとなりました。 山県選手、東京五輪を目前に控えてやりましたね! 山県選手は、2012年ロンドンオリンピック、16年リオデジャネイロオリンピック男子100メートルで準決勝に進出。 リオでは400メートルリレーの第1走者で銀メダル獲得に貢献し、短距離界のトップランナーとして活躍してきた山県選手ですが、この2年は、19年に肺気胸を発症したり、復帰目前で腰痛になったり…。 昨年も、右膝痛で日本選手権を欠場するなど、体調面の不調で思うような記録を出すことができていませんでした。 そんな中、コンディションを整え、最高のタイミングで調子を上げてきたとは素晴らしいですね。

山縣亮太、成績不審…寄り添い助言した高野コーチの存在感

度重なる故障で成績が低迷した山県選手を支えたのが、母校の慶応大学で短距離を指導する高野大樹コーチ(32)でした。 山県選手はこれまで指導者には頼らずに走ってきましたが、「殻を破って変えなければ」と今年2月に初めてコーチを依頼しました。 山県選手が足首や膝など右脚に故障が多い原因を一緒に考え、右股関節の動かし方の改善に取り組んだそうです。 基本は、山県選手自身で考えるスタイルで、高野コーチはコミュニケーションを大切に考えて、見守り助言するスタイルをとりました。 その結果で飛び出た日本新記録に、高野コーチは「僕が何かをやった感覚はない。これからも、一つ一つ課題を共有しながら解決していきたい」と、涙を流して喜びました。 今後も、お互いを理解しあいながら高みを目指してほしいですね。

山縣亮太、オリンピックの切符をかける日本選手権は今月下旬!

レース後、山県選手は自身のツイッターを更新。 「布勢スプリント、9・95 日本記録で優勝することができました!」とし、 「記録を出すまでいろいろとありましたが、いつも応援してくださるファンのみなさまのメッセージに励まされ今日まで頑張ってこれました。まだこれがスタートラインなので、引き続き頑張ります。たくさんの応援、メッセージありがとうございました」と感謝の言葉を綴りました。 このツイートに対し、バスケットボール東京五輪代表候補の富樫勇樹選手(27=千葉ジェッツ)は「おめでとうございます!!!速すぎる」と祝福。 サッカー元日本代表FW武藤嘉紀選手(28=エイバル)も「本当におめでとう。すごすぎる!僕も頑張ります」と、山県選手の偉業を称えました。 東京オリンピックの代表枠は、今月24日開幕の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)で決定します。 山県選手がどのような走りを見せてくれるのか、期待したいですね。